ＨＯＭＥ おすすめ商品 お買物一覧 ビタミン・ミネラル 分子栄養学のこと ＜＜前ページ 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　次ページ＞＞ ジェイとルークからの手紙　　２００８・７月〜９月　 ★これまでのボクのおしゃべりまとめ 最愛のジェイとルーク 　 　　２００８年９月１３日　　　（土）　大福もちとギラッズラッ　　　　　 　 ←ボクがまだ赤ちゃんのときの写真。 これはママの大好きな黒豆大福に 似ていると言われました。 でっかい特大黒豆が真ん中にどでーん！ 　　　　そして現在のボクの写真よ。→ 　　　　ボクの成長わかりますか？ なんだかもう・・・これは食べたくないですか？ でもママには、世界で１個しかないそれはそれはだいじな黒豆大福だそうです。 　　　 　　２００８年９月８日　　　（月）　ボクは海好きよ　 　　　　 　このごろますますママがベタベタになった。いままでボクはジェイ兄がいつでも、いる、のが当たり前の生活でした。それはボクのもの心ついてからびっちりでしょ。 最近みんなの愛を独り占め。 　この前は久しぶりに海に行きました。 その日はとてもお天気が良くて海の青と空の青がめちゃめちゃきれいで水平線がくっきり見えて最高でした。 海の味を確かめたくて舐めてみたいんだけどうまくいかない。舐めようとすると水がなくなっちゃう。引いていく波を追いかけてどこまでもいこうとするとママがアセッテいたよ。何度も波に挑んで立ち向かい結局ボクたちずぶぬれで砂だらけ。 ジェイ兄がいたらもっと楽しかったのにね。でもきっとジェイ兄も参加しているハズ。今度は自由に走って歩けてそんでもって空まで飛べたりしているかも。 スーパージェイ兄！ママたちには見えないようだけどボクには・・・見えます。 遊び終えて車に乗る前にキレイに砂を落としてブラッシング〜。持参してきたお水で足を洗ってバスタオルで拭いてもらいました。なのに家に帰って速攻シャンプーされてしまいました。 　　２００８年９月３日　　　（水）　ジェイ兄・・・。　　　　　 　悲しいお知らせがあります。 とうとうジェイ兄がお星様になりました。 じつは８月の２日、ジェイ兄は大好きな人たちに見守られ、ママの腕の中に抱っこされて静かに息をひきとりました。今月１２歳の誕生日を迎えるはずでした。 あまりにも辛くて、悲しくていままでみなさんに報告することができませんでした。 ママはジェイ兄にいつも“ぜったい一人ぽっちで逝くのだけはやめてね。必ずママの腕の中でバイバイ約束ね。”と言ってきました。・・・そのとおりになりました。 去年ジェイ兄が体調を崩した時、もともと生まれつき股関節が悪いし心臓も弱いし、もう愛国の自宅ではジェイ兄本人にも看病するママにも負担が大きすぎるということになりました。 それでジェイ兄の最後を看取る覚悟で星が浦にあるママの実家に移り、24時間常に一緒にいられるようにしました。 ジェイ兄が亡くなるその日、ママはなぜか朝の５時半にパチッと目が覚め、ママの隣に布団を敷いて寝ているジェイ兄を起こし抱きかかえて外に出て行きオシッコをさせました。 ボク、ルークはおりこうさんにママの布団にじっとしてママとジェイ兄が戻ってくるのを待っていました。 昨夜の最終オシッコの時からなんだか胸騒ぎがしてママは気になって気になってよく眠れませんでした。ママの心配をよそにジェイ兄はたっぷりとオシッコ出たみたい。 ママがホッとしてニコニコしながらジェイ兄を抱っこして戻ってきました。 いつ頃からかなー。ママがジェイ兄を抱っこして外に連れ出すようになったのは。 ７月の中頃から急に体力が落ちて自分でスタスタ歩けなくなった感じです。股関節保護のためもう何年もふだんからなるべく芝生の上しか歩かないようにしていたお坊ちゃま犬でした。めっきり弱ってきたこの頃はあったりまえに抱っこよ。 でも毎日ボクと一緒に（芝生の上で）朝のお散歩とボール投げ遊びを普通に楽しんでいたよネ。 ジェイ兄はとうとう最後の最後まで外でオシッコをする！ということに　とことんこだわりました。 どんなに身体がしんどくても、それがたとえ亡くなるその日であっても・・・それはそれはみごとでした。 年をとって体力が落ち自然に枯れるようにありのまま全てを受け入れてジェイ兄はママに抱かれて静かに息をひきとりました。 ママの調合するサプリメントのおかげか最後の最後までジェイ兄は苦しいとか辛いとかのしんどい思いはしなかったように感じます。 病院の先生はとても優しい先生で「もし辛そうな時はいつでも連絡してください」っていつも言ってくれました。 最後は入院して延命の措置をするようだけど、ママは先生とも相談して入院はさせませんでした。ジェイ兄の性格上、入院はストレス大・・・即・・・さよなら。 それに寿命というものがあるのでどんなに尽くしても頑張ってもいつかはこの世を去る日が必ずくる。せめて痛くないように辛くないようにできる限りの最善の努力をして見守りそのぎりぎりまでとにかく一緒にいよう。と心に誓ったのです。 ボクはジェイ兄の最後に立ち会うことができました。ジェイ兄も直前にしっかり上半身起き上がり真ん丸い大きな目をますます大きくしてみんなを一人ひとり確認するように見つめていました。それはそれはフシギな光景でした。 ・・・だからなのでしょうか、ボクはジェイ兄を探すというそぶりをしません。 ふつうはある時急にいなくなった相棒犬を兄弟犬を、家族をいつまでも家中あちこち探すそうです。いきなりハッとして探し回るというその行動。ありません。いまのところは。だってそれやるとママ泣くでしょ。 ボクはジェイ兄の最後を看取ることができました。 意識が遠のきながらもジェイ兄はボクに自分の大好きなボールをそっと鼻で押してくれました。その行動にみんなびっくりしていました。 そして大きく伸びをしてから意識が無くなり、その瞬間ママがワーッと泣き叫びジェイ兄の名前を何度も大声で呼びました。 ボクはその大声にびっくりしましたが、もっと驚いたことにジェイ兄本人もまたびっくりして、 えっ？！と飛び起きた感じがしましたが、周囲の人たちに促されママは慌てて「ごめんね。ありがとう。もういいんだよ。。。。。先に天国の虹の橋に行ってて私を待っててね。」と言いました。 釧路湿原を見渡すことができる静かできれいな霊園でジェイ兄の身体をお空に返す時もボクは決してママから離れず、ママの横で２時間じっとして一緒に待合室で待ちました。 そこは犬猫生体販売ペットショップにはぜんぜん関係のない良心的な人が経営するところでした。 　次の日、何気なく家の前の芝生を見たらびっくり。 そこはなぜか晩年ジェイ兄が好んでオシッコしていた場所。 よくよく見るとなんだかオシッコ跡がジェイ兄のシルエット！に見える！ ママのお友だちが「泣きべそ母ちゃんの為にジェイ君はシッコ跡を芸術として残してくれたんですね」って。 シッコ跡でもうれしい。 ・・・それからその芸術作品は誰も踏むことができなくなりました。 もともと生まれつき心臓が丈夫ではなくてさらに股関節形成不全とアレルギー、三拍子そろって生まれてきてよく１２年も頑張ってくれました。去年帯広の畜産大学で精密検査を受けて先生に言われました。・・・ジェイ兄の親や兄弟はみんな短命のはずでしょうと。 犬の平均寿命は１２歳らしく、ジェイ兄はとりあえず大型犬にしては長生きができたほうかもしれません。でもたった１２年です。人と違ってなんて短い犬の一生。 だから！ブリダーを生業とする人はもっと真剣に犬のことを考えてください。自己利益のためだけに犬を犬のいのちを安易に扱わないでください。 なかにはまじめに種の存続に関わっているかたもいると思いますが、ほんとうはもう犬の命の売人のそういう商売は無くなってもいいとボクは思っています。 この世には飼い主に恵まれないかわいそうな犬がいっぱいいます。 ママは２年前に自分の父親（ボクにとってはじーちゃん）を亡くしました。 ジェイ兄とボクはママの子供。子供である愛犬の死は自分の親を亡くした時より辛い・・とお客さんやいろんな人から聞いてはいましたが、ママを見ているとほんとうみたいです。 もしこのボクがそばにいなかったら、ママはいったいどうなっていたことでしょうか。 ・・・考えるだけで恐ろしい。 これからはジェイ兄の分もこのボク、ルークがママと一緒に世のため犬のため人のためにがんばりますから。これジェイ兄とボクとの約束なんだ。 　　２００８年８月２２日　　　（金）　ウンチと信頼関係　　　　　 　ちょっと前に相談を受けていて気になっていたことがあってネ。 それはいつも家の中の決められたところにきちんとウンチを済ましていた子が、 ある時お散歩中になぜか突然に外でウンチしてみたの。 そしたらそれを飼い主さんが過剰？とも思えるくらいに大喜びしてあんまり褒めるもんだから。。。 それ以後のウンチ。。。いったいどこでしたらイイのかすっかり混乱してしまったんだよ。 かわいそうなことにその混乱ぶりは、外のような家の中のような・・・玄関でウンチしてしまう！という結果になってしまった。さらに悪いことにその玄関ウンチを飼い主さんが叱ってしまったんだって。 うん。うん。なんだかワカルよ。キミの気持ち。 で、相談を受けたママは飼い主さんに言いました。これは心のリセットが必要。 つまり、心新たにお互い失敗ウンチのことはキレイに忘れて以前のような信頼関係に戻ってみましょうと。 たとえまた玄関でウンチしてもそれをさらっと見逃しささっと片付け完了させてね。もし床が汚れるのイヤなら、ご自分の手で空中キャッチという手もありますしネ。キャ〜！ とにかく、混乱している愛犬にやさしい愛の手をさしのべてくださいとお願いしました。 その結果、飼い主さん見事に女優になって大成功！やっぱり信頼関係って必要だね。今日は感謝のお礼を言われたんだよ。うれしいね。 　　２００８年８月２１日　　　（木）　ブルーベリー　　　　　 　無農薬のブルーベリーを今年もいただきました。とってもおいしそうです。 おもわず生つばごっくんです。まずは記念写真。これがつらいのなんのって。。。早く食べたい！ 　　２００８年７月３１日　　　（木）　・・・。　　　　　 　犬は人類の友なのに・・・。家族なのに・・・。 大型犬でもめずらしい犬種のその子は初めて会ったときはどうみてもきゃしゃで幼い子犬。見た目が小さくものすごくやせていたので生後半年？くらいにしか見えなかった。でも聞いてみるともう１歳すぎていた。 満足なご飯がない状況で成長期なのにすっかり身体は萎縮してしまった感じ。常に空腹のせいかなんでも拾い食いしトイレットペーパーを食べるクセがあり、吠えるし、かじるし、 いうことをきかないというので飼い主は愛情を感じることができないどころかその子を叩いていた。食べ物も愛情も充分には与えてもらえなかったようです。 実際に会ってみると本当はとってもかわいい子なんだよ。その子の良さがまったく分からないのね。 それでママは本当はその子のためになんだけど、表向きは飼い主さんのためにといってプロの愛犬のお散歩やさんを紹介しました。“犬との生活の楽しみ方” を知ってほしかったのにその後問い合わせすらもなく・・・。 今日じつはその子が亡くなっていたらしいと回りまわって情報が入ってきました。そういえばあれから１年くらいたっていたね。どういう状況で亡くなったかはわかりませんが、その子はいままで幸せだったんだろうかと思ってね。 かわいそうでふびんで仕方がない。犬は飼い主を選ぶことができません。 驚いたことがさらにひとつ。その元飼い主が次の犬を考えているらしいということ。 うそでしょ。それだけはやめてほしい。犬は使い捨ての道具でもおもちゃでもありません。 人間の言葉はしゃべれないけどきちんと理解できるし逆に人間が犬の言葉をきちんと理解できているか疑問。どんな境遇でも文句をいわず我慢強くなんといっても悲しいほどけな気。 不安定な２本足ではなく安定した４本足だし。機能的には人間よりはるかに優れた点もいっぱいあり、 何よりも人間が大好きで人類の友という認識が高く、 そんなすばらしい犬のことを・・・犬の命を簡単に考えている人間が多すぎる。 　　２００８年７月１６日　　　（水）　表情筋　　　　　 　このごろボクがしみじみ思うこと。 それはボクにはいろんな顔があるっていうこと。特に最近は表情が豊かになったといわれます。 犬でもいろんな表情があって幸せな環境の子はその顔がじつに穏やか。 幸せな顔をしているんだよ。見てこの顔→→→ 反対に暗い環境の子はやっぱり暗い雰囲気。 暗い顔。これは人とおんなじだね。 犬のなかでもレトリバーは特に顔の筋肉が発達していてそれがさまざまな豊かな顔の表情となって現れるんです。 筋肉はたしかに発達しているよ。ボクを見た人は必ずいい筋肉（体）しているねってほめてくれます。（でも食べてもおいしくないよきっと） 本来の犬は楽天家。 根に持たない。 執念深くない。 もし身近に無表情の子がいたら・・・気にしてあげてください。 　　２００８年７月１４日　　　（月）　犬肉料理　　　　　 　「犬は人類の友であるから。。。」 せめてオリンピックの期間中は犬の肉を使った料理を出さないでほしい・・・と五輪関係の人が宿泊するホテルに北京市がお願いしているそうです。焼肉料理や伝統的な薬膳料理にも入っている場合もあるらしい。なんだかねぇ。 。。。友を食べてはいけないよ。 昔は日本でも犬を食べてたと聞きましたが、それは戦争の時ですね。ボクのような白い犬やジェイ兄のような赤い犬は。。。特においしい。。。らしく。。。 　　２００８年７月５日　　　（土）　しみじみなこと　　　　　 　このごろママがしみじみ思うこと。 それはこの仕事を２０００年度から始めてからもう８年もたち、当時のお客さん（ワンコ）たちの顔ぶれが、残念なことに一人消え二人消え。。。。。 犬の寿命を考えればそれはそれでしかたがないことなのだけれど。たとえば当時５歳だったら今１３歳だもんね。やっぱり。なんだか切ないね。 人間に比べるとはるかに短い犬の寿命。じっさいにジェイ兄もじきに１２歳。かなり体力落ちてきている。 どんなにいいご飯を食べても、いいサプリメントを摂っても、いい環境で暮らせても、いい飼い主に恵まれても目の前から消えるその日はやってくる。それは避けられない現実でだったらせめてその時までなるべく健康で楽しい暮らしをさせてあげたい。ただそれだけだって。 　　２００８年７月１日　　　（火）　インスタント脳　　　　　 　札幌に来ている江原さんがテレビで言っていましたヨ。 最近、インスタントが氾濫しています。お湯をかければなんでもできるってもんじゃないのにね。簡単に３分でこうなる。１週間でこうなる！という期限付きが売れるらしい。 便利なことはありがたいことだけど、大切な考え方こころのありかたまでインスタントに考えてしまう傾向にある。で、インスタント脳みそ。 たとえば病気になるのも何かの理由があって時間がかかってそうなる。これを治すにはやっぱりそれなりのかかった分にみあう時間が必要です。 ・・・なるほどね、それをせっかちに考えて強い薬などを使い一気にその場で病気をインスタントに抑えようとする。一時は効果があるかもしれないけど、根本的なものから考え直さないとやっぱり良くはならないのでしょうね。 家族関係もなんだか危うい世の中。人はもっと会話がほしい。 ちなみに犬は心の会話ができると思います。インスタントではないテレパシーの会話。犬どうしや好きな飼い主さんとなら。だってボクはママのことならお見通し。 言わなくたってワカル。へたなウソついてもわかってしまうよ。ふふふ。ボクにウソは通じないよ。 でも人どうしは・・・ムリかな。難しいので人はちゃんと人間の言葉を使ってちょうだい。 ＜＜前ページ 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　次ページ＞＞ HOME 絵・写真・文章の無断転載を禁止します。 copyright©cocojey 2000