柴犬のリキちゃんはあるとき急にのどにグリグリができて動物病院へ行きました。 それはガンだということで、翌日から抗がん剤を使用することになりました。　でもその時、飼い主さんは抗がん剤の辛さを思い、 リキちゃんには使用するのを止めました。 　やがて６才になったリキちゃんは尿道結石になり手術をすすめられましたがそれもしませんでした。 ７才になったリキちゃんは春先から湿疹がひどくなり、ある日 突然元気が無くなり、吠えることもシッポを 振ることもできなくなってしまいました。あきらかにどこか具合が悪そうで　心配した飼い主さんは当店へご来店。 　いままで食べていたフードは普通のスーパーや量販店で売っている ドッグフードと缶詰でした。 いろんな人にかわいがられ、おやつも、よくもらって食べました。何でもよく食べましたが特にパンが大好き で毎日食べていたそうです。 　フードはソリッド・ゴールドのフントフラッケンとアズミラのラム＆バーレイどちらでもＯＫでした。サプリメントはソリッドのシーミール、アズミラのユッカ・インテンシィブ を摂るようになって、 ぐんぐん元気になり、もうハタから見ただけでは健康体に戻ったようで 飼い主さんも大喜びでした。 　・・・でもやがて一番大好きで兄弟のようにして育った　幼なじみの秋田犬のゲンちゃんが亡くなりました。 　リキちゃんにはショックが強かったのでしょう。 すっかり元気を無くし免疫力もどんどん落ちていったと思います。精神的ストレスが大きかったのでしょう。　 ●それからしばらくたって０２年９月２８日。なんだかリキちゃんの調子が悪いと聞き注文されてたサプリメントが入荷したのでお届けがてら　気になり様子を見に行きました。ちょうどリキちゃんのお父さんがいたので、前足をつかんでお腹を はじめて見せてもらい、絶句しました。 　うでやお腹の毛は全く無くなり皮膚は真っ黒に変色し ゾウの皮膚のように硬そうでした。耳の中も外も酷い状態。 ４本の足や肉球はかんだりひっかいた後がさらに　二次感染し血が滲みジクジクして いました。　その後もおチンチンの横にはポコンと直径５cmくらいの腫れ物ができたり、顔が腫れあがったりしてかなり辛い悲惨な状態でした。お腹には目立つ血豆状の大きなイボが４個。そしてぷるぷる震えていました。 ★当時食べてたおやつ（後で聞きました）＝パンの耳（毎日）・チョコレート・牛乳・・・・・・。うっそー!!

	←　 写真は０２年の１１月１６日に撮りました。 　それより１ヶ月半前の０２年９月２８日に様子を見に行った時は もっともひどい状態！！で、 お腹の皮膚はまるでゾウの皮膚のように硬く厚く、 しかも黒色に変色。 足や肉球は４本ともかじって出血しそれがケロイドのようになっていました。 そして体からは臭いもしていました。 　その後も左のほっぺがぽこんと腫れたり、おチンチンの横にもぽこんと風船のような腫れものが出来たりしました。 　☆　サプリメントを強化し体質改善をがっちり試みることにしました。 　もちろん、おやつは無し。 　←　ここにある４枚の写真はサプリメント強化から１ヵ月半たった写真です。飼い主さんが今後のためにと リキちゃんの写真撮影を申し出てくれました。 　お腹にうっすらとうぶ毛がはえ、 黒色の皮膚はピンク色に変化してきました。おチンチンの腫れは、ひいています。 　まだひどい状態ですが、 それでもこの写真はだいぶ良くなりつつある写真なのです。
★　しかし、この時点でリキちゃんは動物病院へ 行ってみました。 獣医師は『安楽死』をすすめたそうです・・・・・・。　治る見込みの無い酷い状態ということでしょうか。 　でもリキちゃんと飼い主さんの努力が少しずつ報われてきたところなのです。 　｢寒くなる前に　絶対治したい！！｣ という飼い主さんの言葉に力が入ります。いままで何年もかけてここまで来たのだからそう簡単には 回復できないと思うけど、とにかくリキちゃんのために がんばろう　ということになりました。
	今までリキちゃんは外のハウスで暮らしていましたが、夜だけでもお家に入って安心して眠れるようになり、 このことはかなり効果があったと思います。 　リキちゃんも家族も安心できるようになったのです。そして集中的にサプリメントを摂りました。 今では家の玄関がリキちゃんのハウスになりました。 　お風呂もそれまではめったに入ったことがなかったようですが、なんと１週間に一度を目標にお父さんがリキちゃんをシャンプー しました。おかげで フケも治まり、体の臭いもだんだん臭くはなくなってきました。シャンプーをして清潔にすることで、心身ともにリフレッシュして おまけに飼い主さんとのスキンシップ効果もありいいことだらけです。
そしてせっせとレジュバスプレーとアニマルスキンクリームを お母さんがリキちゃんにぬってあげて（ただぬるだけでなく、ぜったい治るよー。いい子だね〜。と声をかけながら）、 寒がっているし舐めたり掻いたりするのを防止する意味で家族のＴシャツや肌着を（裏返しにして縫い目の皮膚摩擦を防いで）着せました。 また友人・知人からのＴシャツのカンパも嬉しかったそうです。 　じっさいにこれだけ皮膚が露出していては体温も保てないし、季節はもう冬。　ほんとうにリキちゃん寒かったと思います。本格的な冬の前に ということももちろんありましたが 　今思えば｢寒くなる前に｣とは、リキちゃんの一番 大好きなお兄ちゃんがお正月に帰ってくるので、その時までに治っていたい。ということだったのですネ。 　結果的にはそのお兄ちゃんが 帰ってきてくれたおかげで、　リキちゃんは　もんのすごく　グングン良くなっていったのです！　いつもお兄ちゃんが遊んでくれて、かまってくれて・・・ そのことはリキちゃんにとっては一番の効果がありました。　正しいフード・サプリメント・はもちろんですが、それだけでなく、やっぱり家族の愛情。 それが絶対必要なのですネ。

（　大好きな大輔兄ちゃん、見てる？　）

柴犬のリキちゃんは９才。　この写真を見て、もしかしてリキちゃんと同じように苦しんでいる愛犬の飼い主さんが気が付いてくれたら ・・・・・・とリキちゃんのお父さんとお母さんが言ってくれました。 食べるものに気をつけ適切なサプリメントで自然治癒力を応援することによってこんなに改善されるのです。 そして決してあきらめないこと。 お父さんとお母さんとリキちゃんが根気よくがんばってくれたおかげで こんなに改善されました。これからもいろんなことに注意しながら、リキちゃんは飼い主さんに見守られて暮らしていくことでしょう。 　これは　元気を取り戻したリキちゃんからの　メッセージ　です。 これがリキちゃんです！　０３年１０月２日（木）撮影させていただきました。 どうです！こんなに元気！